本当に髪に良い食べ物とは?

髪のツヤがない...抜け毛も気になる...乾燥しがち...年齢とともに増える髪の悩みですが、美しい髪を手に入れるには、トリートメントなどの外からのケアだけでは不十分。普段食べるものを意識することもとても重要なんです。では、どんなものを食べたら良いのか、ポイントや注意点も一緒にご紹介したいと思います。

「良質なたんぱく質」と「ビタミン」


髪に良い栄養素はたくさんあります。その中でも特に意識してとりたい栄養素は、たんぱく質とビタミンです。

髪の主成分であるたんぱく質は、コシがある艶やかな髪を作るために必要な栄養素です。肉や魚、大豆、卵などに多く含まれます。

頭皮の血行を良くして抜け毛を防ぐビタミン類は、くだものに多く含まれます。不足しがちなビタミンBはマグロやレバー、豚肉に多く含まれます。しかし、毎日これらの食材を食べるのは大変ですよね。これが足りていないと十分にパワーを発揮できないので、ビタミンBはサプリで補給するのもオススメです(髪には関係ありませんが、体型維持にもとても大切な栄養素です)。

食べ物を選ぶときのポイント


〈低脂肪なものを選ぶ〉
鶏肉は低脂肪なのにたんぱく質が多いのでおすすめです。魚は全般的にヘルシーですが、中でも鮭は抗酸化作用もあり、アンチエイジングにうってつけです。

〈赤い色素が多い食材を選ぶ〉
先ほどご紹介した鮭もそうですが、見た目が赤い食材は、ビタミン、リコピン、βカロテンなどを多く含み、年齢とともに現れる髪の悩みに効くものが多いんです。トマトやパプリカ、にんじんなど、赤いものは積極的に摂りましょう。

注意するべきこと

まずはバランスの良い食事を心がけることが大前提です。髪に良さそうなものばかり食べても他の栄養素が足りていなければ効果は得られにくくなります。

また、脂っこいものや刺激物を多く摂ってしまうと皮脂の過剰分泌や毛穴のつまり、抜け毛を促進してしまうこともあるので注意が必要です。しかし、年齢とともに乾燥しがちになることもあり、適度な油分は柔らかい頭皮を保つためにも必要なものです。時間が経った古い油はできるだけ避け、オリーブオイルなどの良質な油を毎日少しずつ摂取することもオススメです。

さいごに

トリートメントなどで髪のケアを行うことも大切ですが、食べ物を少し意識して日々の食生活にプラスするだけで、内側から頭皮や髪に栄養補給することができます。ストレスのない程度に行ってツヤツヤな髪を目指しましょう!