睡眠不足はダイエットによくない

睡眠不足はダイエットによくないと、私は実感している。少なくとも、睡眠は少ない方がいい、ということはないはずだ。私がダイエットに睡眠不足は良くないと考える理由は、精神的な悪影響につきる。

もちろん、根性があり完璧に自己管理ができる人なら睡眠不足でも食事を減らし、運動をして痩せる事ができるだろう。しかし、ほとんどの人がこの挑戦は長続きしない、あるいは挑戦しないのではないだろうか。

今挙げた例は不健康であるし、健康的なダイエットも睡眠不足の状況では成立しないだろう。

l 睡眠不足は諦めがち

まず、前日の夜寝不足だったら...ほとんどの人は眠気に耐えて憂鬱、苛立ち等ネガティブな感情を抱えて出勤・通学する。もちろんほとんどの人は、それでも同僚や友人にはいつも通りに接するだろう。一日位ならば苦にならないとしても、それが何日も続けばストレスはどんどん大きくなっていく。

慢性的な寝不足、ストレスの恐ろしさを二点挙げると、

①自分がその問題を抱えていると自覚しづらい

②自覚しても日常化し、改善するにも腰が重い・仕方ない事だと諦める

これらはどれも「その程度の事」と認識してしまう為だ。

もちろん、寝不足の日があるのは仕方ない。みんなが我慢しているから、仕方ないからと先延ばしにして積み重ねていってしまう。

l そこから生まれるダイエットへの更なる足かせ

睡眠不足がダイエットに与える数多くの悪影響の中で、私が感じたものを挙げていく。

1.他のストレスも蓄積する連鎖

①先程、「もちろんほとんどの人は、それでも同僚や友人にはいつも通りに接するだろう。」と述べたが、何日も寝不足が続けばどうだろうか?嫌な振る舞いをしている時は自分では気づけないもの。

②集中力の低下

十分な睡眠を取った翌日よりも、当然パフォーマンスや効率は落ちる。些細なミスも増え、大きなミスをしてしまうこともあるだろう。そうなれば、更にストレスを蓄積し、最悪ベッドに横になれても睡眠の質が落ちていく場合もあり得る。

2.ストレスによる食べ過ぎ

3.不健康な為運動をこなせない、生活の効率が落ちる為時間を確保できない

l うまくいかなくなったら十分な休息を

ストレスにより食事が取れず、不健康な痩せ方をすることもあるだろう。

ダイエットだけでなく、仕事や対人関係を思うようにこなせない自分にイライラし、更に負のスパイラルにハマることもある。

ダイエットは短期間で結果が出るものでもない、反動でダメージを喰らうほどの無理はするものでもない。十分に眠ることは健康のみならず、精神にも思っている以上の効果がある。

ダイエットがうまくいかなくて自己嫌悪に陥ったら、可愛いとは思えない自分が嫌で泣いてしまったら、まずはしっかりと眠ってみよう。