今注目のボタニカルシャンプーとは?

メイクやヘアスタイルに流行があるように、シャンプーにも流行があります。
2000年以降、石鹸シャンプー、無添加シャンプー、オーガニックシャンプーと人気が移り変わっていきました。
昨年あたりからボタニカルシャンプーがトレンドキーワードとして人気急上昇してきています。
ボタニカルシャンプーとは一体なんでしょう。特徴や成分を解説します。

ボタニカルとは植物のこと

ボタニカルという語源は英語で「植物性の」という意味があります。
昨今はインテリアに観葉植物、洋服に花柄リーフ柄と、ボタニカルアイテムが注目を集めています。
シャンプーでも「植物性の」シャンプーが相次いで販売されていますね。
ボタニカルシャンプーとは、植物由来成分が配合されているシャンプーのことです。
植物エキスや植物オイルがそのまま配合されていたり、植物から抽出した成分で作ったヒアルロン酸やフィトセラミドが使用されています。


オーガニックシャンプーとの違いは?

植物性由来の成分が入っているということは、オーガニックシャンプーと同じではないの?
という疑問がわいてきますよね。
オーガニックシャンプーは、ボタニカルシャンプーと同じように「植物由来成分」がたくさん配合されていますが、
どんな植物でも良いという訳ではありません。
無農薬栽培で育てた植物や、認証機関でオーガニックと認められた成分だけが主に配合されているのがオーガニックシャンプーです。
ボタニカルシャンプーは、無農薬やオーガニック認証されている植物という限定はされておらず、
植物由来成分配合であればすべてボタニカルシャンプーということができます。

ボタニカルシャンプーの特徴って?

オーガニックシャンプーのように細かいルールがない分、多くの種類の植物由来成分を配合することができます。
メーカーによっては自社農園で栽培した植物を使用したり、信頼できる提携農家から直接仕入れた植物で作っていることもあります。
そのため配合できる成分が広がり、髪にとって良い成分もふんだんに取り入れることが出来るんです。
ですから植物由来90%のボタニカルシャンプーもあるほどです。

また、ボタニカルシャンプーはナチュラル系ブランドが多く、愛用者にはエコロジーにアンテナが高いユーザーが多いため、
シリコン無添加で作られているものが多くなっています。
オーガニック認証を受ける費用がかかっていないため、比較的お手ごろ価格で販売されているのがうれしいですね。